1952-06-13 第13回国会 参議院 労働委員会 第18号
きしたのでありまするけれども、関係大臣の答弁等によりますならば、従来の法律を以てしては講和が発効した現段階におきましては、事務的にも産業の発展のためにも支障を来すから改正をするのだということを言われておりますけれども、私はここで一つお伺いしておきたいことは、総理大臣が労働者と資本家、言い換えますならば資本と労働力とをどのように評価せられておるか、どんなふうにお感じになつておるか、労働者というものは資本家の隷属物であつて、不逞
きしたのでありまするけれども、関係大臣の答弁等によりますならば、従来の法律を以てしては講和が発効した現段階におきましては、事務的にも産業の発展のためにも支障を来すから改正をするのだということを言われておりますけれども、私はここで一つお伺いしておきたいことは、総理大臣が労働者と資本家、言い換えますならば資本と労働力とをどのように評価せられておるか、どんなふうにお感じになつておるか、労働者というものは資本家の隷属物であつて、不逞
かつて吉田さんは日本の労働者大衆に向つて不逞のやからということを言われましたが、今後も吉田さんは依然として労働者大衆に対して不逞なやからという考えのもとで、独立後の日本を運営なさる御方針であるかどうか、こういう点をまず伺つておきたいと存じます。
幸いにいたしまして、出入国管理令というようなものが今回制定されたわけでありまして、これによつて不逞の朝鮮人は本国に送還されることと思いますが、こうした法律を講和條約効力発生後制定するような御意思がありましようか。出入国管理令というようなものは講和條約効力発生と同時に消滅さしてしまうというようなお考えのもとにお進みになりましようか。治安の問題に関連いたしまして、お答えを願いたいと思います。
労働組合に向つて不逞のやからと言われる方が、わざわざ食事を出してもてなしておられるというようなことはこれは明白な事実である。それで社会的な常識を以て言えばその間に何の関係もない、何の関係もなければ誰でも来る者は拒まず、去る者は追わずというような御平常であるならばそう考えてもよいのですが、御平常から考えればそうでない。
しかしそれは事情があるでありましようが、せんだつて人事委員会で、ただいまあなたのお話になりました吉田総理大臣が、この前の内閣の時分に労働者に向つて不逞のやからだということをおつしやつた。さような考えであるからだめだというようなことを、今おつしやつたのでありますけれども、それについて先般の人事委員会において、われわれ同僚委員の中からその点について質問をいたしました。
と申しますのは、先般の本会議におきまするところの、総理が板野議員の質問に対し、或いはその他の議員の質問の中にありましたが、曾て総理をされた当時に、労働大衆に向つて不逞の輩と言われたごとく社会に報道され、総理の御答弁によれば、一部の労働者にそういう者があるということを言つたのであつて、全体を指したのではないというような言葉もございました。
かつての自由党内閣当時、しかも吉田総理大臣は、勤労大衆に向つて不逞のやからと放言したのでございます。しかしながらわが党の労働政策は、決してさような、労働階級を見下すような政策はとらないということをここに明らかにいたしておきたいと思うのであります。 そこで私は、二、三の質問を項目的に申し上げたいのであります。 第一に、國鉄從業員諸君は、いわゆる二千九百二十円の政府案を受諾いたしました。